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SONY RX100M7 を買った

以前から、一眼レフのような大きなセンサーを搭載したカメラで撮られた高精細な写真に憧れがあり、「いつかスマホではなく、ちゃんとしたカメラで写真を撮ってみたい」と漠然と思っていた。

とはいえ、スナップ写真を撮りに出かけるような趣味をコツコツと続けていくイメージが持てなかったのと、旅行でわざわざ重たいカメラを持ち歩くのも面倒そうで、なかなか購入には踏み切れなかった。

そんな中、コンデジではあるものの、今回 SONY RX100M7 を購入した理由は、昨年の12月に飼い始めた犬の写真が撮りたくなったためである。明確な目的があることと、ほぼ間違いなく日常的に撮るだろうと思ったので、自然に購入に至った。

被写体が明確だったことで、カメラも非常に選びやすかった。第一に素早く走る犬を撮りたいので、動物瞳AFを搭載し、AF性能が高いカメラであること。加えて連射性能も重視した

知人やChatGPTに相談しながら、この時点でCannonかSONYかなという当たりがついた。まずは手軽なものをということで、ミラーレスならSONY α6400Cannon EOS R50、コンデジならSONY RX100シリーズかなと候補を絞った。いずれもAFと連写性能には優れていたが、コンデジであるRX100M7は重さわずか約300gと圧倒的な携帯性が魅力だった。一方で、センサーサイズは相対的に小さく、レンズを交換できないという制約がある。店頭で実機を触りつつ、EOS R50とRX100M7で最後まで迷ったが、カメラ初心者なので「とにかく気軽に持ち出せること」を最優先にし、RXに決めた。

また、コンデジの選択肢としては SONY ZV1M2 もあった。RX100シリーズの実質的な後継機と思われるが、時代の流れもあってVLOGCAMという位置づけである。携帯性やAF、連写性能も十分で、価格がRXの半額程度とこちらも魅力的だった。ただし、ZV1は画角が広めで望遠に弱く、写真よりも動画に向いている印象。結局、写真を重視するならRX、動画ならZV1という結論に至った。自分は写真中心で、実際に犬を撮る際もズームを多用しているため、RXを選んで正解だったと感じている。加えて、個人的にはRXの重厚感のある筐体も好みだった。

RXの欠点としては、F値が暗めなため、特に室内ではノイズが目立ちやすい点がある。あとは価格が高い。シリーズの最新モデルではあるものの、発売日は2019年と信じられないほど古い。それにもかかわらず、2025年5月現在でも17万円前後で販売されており、これは前述のミラーレス EOS R50のダブルズームキットよりも高価だ。 さすがに6年前のモデルを新品で買うのは憚られたので、久々にヤフオクを覗いたところ1万円オフクーポンがあったため、新古品を13.5万円で購入した。

そんなこんなで購入してから2ヶ月ほど経過した。さっと持ち出せて、動く被写体にも強く、スマホよりもパキッと綺麗に映る所がとても気に入っている。そしてやはり軽さは正義だった。まだまだ上手くは撮れないけれど、少しずつ上達していけたらと思っている。