最近引っ越しをしたのだが、部屋のシーリングライトが付いていない物件だった。せっかくなので調色・調光できるライトを新調することにした。
そこで Switch Botのスマートシーリングライトプロ というのを見つけた。無印とプロの2種類があるのだが、プロには家電リモコンが内蔵されている。そのため、天井にライトを設置してしまえば別途家電リモコンを買う必要がなく、また赤外線を飛ばす上でも天井にリモコンを配置するのは理にかなっているように思える。スイッチボット製品はいくつも持っているし、これは良さそうと思って購入してみた。
しかし、これがちょっと失敗だった。というのも、ライトを消すときに壁スイッチを操作してしまうと、シーリングライトの主電源が落ちてしまうので、内臓の家電リモコンまで動かなくなってしまうのだ。そうなると当然、部屋の家電全てが操作できなくなる。また電源を回復させた直後も、リモコンが家電を認識するまでにラグがあるのですこぶる使いづらい。冷静に考えると家電リモコンって常時起動している必要がある、よね…。
この事象の対応策として、シーリングライトは専用のリモコンを使って操作し、元電源を落とさないように気をつけてみたのだが、ライトの付け消しは圧倒的に壁スイッチが楽 ということがわかった。壁スイッチというのは必ず部屋の入口付近にあるし、場所が固定されているので暗いときも操作しやすい。なによりスイッチの面積がでかいので操作がしやすいのだ。
では、リモコンを壁スイッチのように壁に固定して運用するのはどうか。これはまず、リモコンを壁に固定するのが意外に面倒くさい。購入時にリモコンのホルダーが付属しているのだが、ネジで壁に穴を開けるタイプなので賃貸ではそのまま使えない。代わりにセリアで売っている「壁にスッキリ収納できる両面テーブフック」を使って解決した のだが、まぁこれだけでも一苦労である。そして結局固定しても、リモコンの電源ボタンが小さくて押しづらく、壁スイッチのようには操作できないのでストレスになってしまった。
というわけで最終的に、普通のシーリングライトに変更してリモコンは独立させ、ライトは基本的には壁スイッチで操作するようにしている。普通の事なのにすこぶる快適で壁スイッチの偉大さを理解。あと、シーリングライトって見た目にこだわらなければ2000円程度でも十分なクオリティのものが手に入るんすね。
Coizabera LED シーリングライト 8畳 32W 3990lm 調光調色
というわけで、個人的な意見ではありますが、シーリングライトと家電リモコンは独立させるべし。というか、何かと一緒になっていても良いけれど、常時電源ONであるべきデバイス、例えばスマートスピーカーとかと一体にする方が筋が良さそうと思ったりした。